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mitogen-activated protein kinase経路

MITOGENACTIVATEDPROTEINKINASEけいろ

狭義にはERK1/ERK2を介する刺激伝達経路である.チロシンキナーゼ型受容体から下流のRAS,RAF,MEKを介してERK1/ERK2に刺激が伝わる.正常細胞やがん細胞の生存や増殖に必須のシグナル伝達経路である.多くの分子標的薬の抗腫瘍効果発揮にはMAPK経路の遮断が必要である.(実験医学増刊3815より)

ゲノム医療時代のがん分子標的薬と診断薬研究

「治療」の選択肢を広げる新しい標的、併用療法、横断的・マルチコンパニオン診断薬、リキッドバイオプシー

西尾和人/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです